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2009年12月22日

奥浜名湖は?切っても切っても金太郎飴!

ようするに奥浜名湖の歴史って 『切っても切っても金太郎飴』なのね☆

これが2時間の講演会『井の国ってどこですか?』に参加して感じたこと♪

12月18日に田園空間博物館で行われた講演会は、用意した机が足りなくなるほどの盛況で

浜松市文化財課の辰巳さんによる わかりやすく面白いお話にワクワクしっぱなしでした^^



『只木・浜北などの洞窟遺跡
      ▼
『細江・都田・三ケ日の銅鐸
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『邪馬台国と狗奴国(クナコク)!謎の両国の重要地域
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『前方後方墳と 引佐から都田までたどれる古墳の変化』
      ▼
『全国有数の祭祀遺跡  引佐町の天白磐座遺跡』


などなど、この地域の誇れる史跡がすべてつながりあっていて

全国的に見てもホントに貴重な『途切れることない歴史の宝庫』なんですね~♪


つまり奥浜名湖の歴史は『切っても切っても金太郎飴』みたいに

どの時代を切り取っても、その時代の日本の特徴そのもの!とでもいいましょうか。

青銅器の時代にはちゃんと銅鐸が出てるし、古墳時代には前方後円墳も前方後方墳もある!

すごいですよこりゃ!


私も今まで何の気なしに見ていた史跡を、もう一度改めて見直したいな~と思いました^^


この講演会は あと2回ありまして、今回参加されなかったかたもどなたでもご参加いただけます。

会場は同じく細江町田園空間博物館で 午後1時30分から3時30分まで

次回は 来年1月22日金曜日 『井伊家にまつわる色んなお話』
3回目は    1月29日金曜日 『井伊氏が彦根に出世したあとの奥浜名湖』

歴史には興味がないわ♪ というかたも、ぜひ一度のぞいてみてください^^
もちろん!歴史好きの方々はふるってご参加ください。 

細江町田園空間博物館 浜松市北区細江町気賀4585  TEL:053-527-1120
  


Posted by 奥はまこ at 12:20Comments(3)井の国いいこといろいろ

2009年12月21日

新しいお堂の披露!八日堂 と 川名ひよんどり

引佐町川名に伝わる正月行事『川名ひよんどり』をご存知ですか?

はまこ1号&2号は、1月に行われる『川名ひよんどり』に出来れば行きたいと思っています^^


と申しますのも、この『ひよんどり』会場である八日堂(福満寺薬師堂)が待望の修復工事を終えて

12月20日の完成式を経て生まれ変わりまして、新年早々縁起がいいので興味津々なのであります!


▲完成式典の小学生による舞。
 お堂の外では小学3年生の男の子が「あれが僕のお兄ちゃんなんだ」と誇らしげに教えてくれま
 した。お囃子を ♪ティ~ヒャララ♪ と口ずさみながら、僕も早くやりたいと嬉しそう^^


『川名ひよんどり』は約500年以上前から続く五穀豊穣・家内安全を願う正月行事で

1月4日の夜に、冬空のもと十番に及ぶ伝統の舞が奉納されます。

 
▲2005年3月29日付 中日新聞 中日Webより 


舞の前には『ヒドリ』と呼ばれる若衆が冷たい川名川で禊(ミソギ)をしたり

夜空に赤々と燃える大松明と若衆の炎のせめぎ合いの姿がとても勇壮で

真冬の星空のもと神々しい世界が繰り広げられる素晴らしい民俗芸能といわれています。


舞が終わると「伽藍しずめ」「田遊び」が行われ
「オブッコ様の参詣」のあと、最後には参拝者への「汁かけ飯の振る舞い」があるそうです。


2010年1月4日午後6時から 完成した八日堂にて『川名ひよんどり』が行われます。
 
また、1月3日午後2時からは引佐町寺野地区で『寺野ひよんどり』が執り行われます。


いずれも素晴らしい『国指定重要無形文化財』です。

南極越冬隊のような重装備をし、新年早々着膨れダルマ状態でお出掛けしようとハリキッテおります♪

どうぞ皆さまも防寒対策を十分にされて、お正月は『ひよんどり』をご覧にお越し下さい^^
  


Posted by 奥はまこ at 12:25Comments(0)引佐町

2009年12月17日

一筆書きの旅 JR~天浜線~遠鉄線 その2

天浜線電車の旅は三ケ日駅に到着~。



ここで途中下車してお昼は駅舎の併設カフェ『グラニーズ』さんの『三ケ日の駅弁』を完食~♪
地元食材だけで作ったこだわりの手作り弁当は本当に美味しかったです^^



ここで、『浜名湖 湖北五山』の一つ摩訶耶寺さんに寄りました^^

五山の一つである摩訶耶寺さんには静岡県最古の庭園があり
平安様式の庭の80%が完存している全国的にも貴重なお庭を拝観しました。

写真築山中央の、茶色っぽくかすんでいるのは枝垂れ桜です。 
春になったら一体どんなお庭になるんでしょうか? とっても楽しみです♪

山道や石仏の前にも桜の古木があり、満開の頃を想像するだけでワクワクします☆

開放的なお庭は平面的な横の広さだけでなく

澄んだ池に映り込む青空から遠くの山の借景までを含めた天地の広さも加わって
そのスケールの大きさに心が解放されて気持ちがいいです♪

座視観賞式兼回遊式の庭園なので、池の横から築山の裏までお庭を一周できます♪

今の時期は、庭の裏の通路に南天が赤い実を結んでいます。
南天は『難を転ずる』といい、災いを転じて福となしてくれる縁起のいい植物!

厄除けのご利益のあるお寺で南天を見れば、厄も吹っ飛んでいってくれそうです^^



摩訶耶寺 浜松市北区三ケ日町摩訶耶421 TEL053-525-0027

  


Posted by 奥はまこ at 22:14Comments(0)引佐・細江・三ケ日を巡る

2009年12月14日

一筆書きの旅☆ JR~天浜線~遠州鉄道

こんにちは~奥はまこです。

日頃から車ばかり乗り回し、あまり公共交通機関を使わない私ですが^^;

環境のことを考えたらエコだし!もっともっと公的な交通手段を使いたいなぁと思っています。

それに車ばかり乗っていると視点が限られて新たな発見も少ないような気がします。

そんな私たちが新たな発見を求めて、JR浜松駅を出発して
人生初の天浜線に乗車したのは10月12日!よく晴れた秋の1日☆電車でGO!でございます。


▲いきなりJR東海道線、車窓の景色です。遠くには奥浜名湖(だと思うんです)が輝いています♪
 自宅出発の時間が遅れ浜松駅では猛ダッシュ!ホームで優雅に電車と写真を撮る夢があぁ~!
 ガタンゴトン♪と電車に揺られ、JR新所原駅に着いたら下車して天浜線連絡通路へ。

  
▲JR線との連絡駅、天浜線新所原駅です☆構内にはうなぎ屋さんが!食欲をそそるあの香り
 朝ご飯をしっかりと食べたばかりなのにお腹がすいてきちゃった私は何者? 
 天浜線と遠鉄線の共通きっぷは、途中何度でも乗り降りできて1300円はおトクです^^


▲運転席です。車両の最後部に乗車して 初めて見る運転席部分に興味津々☆
 運転席に座りたい衝動を抑えて眺める私。車内は光がさんさんと降りそそぎ明るくて気持ちいい~☆
 

▲きれいに手入れがされたかわいい電車です。田園風景になじむ癒し系電車♪ 三ヶ日駅にて撮影

まだまだ続きがございますが、本日はこれにて~^^  


Posted by 奥はまこ at 16:03Comments(2)引佐・細江・三ケ日を巡る

2009年12月12日

あ゛~いい湯だな♪

こんなに天気のいい日は、ドライブしながら ふと温泉に寄りたいなぁと思うことがあります☆

身近に楽しめる温泉ならば、私たちの浜松には三ケ日温泉がございます☆

かんぽの宿 浜名湖三ケ日』は、コリや冷え性に効く効能たっぷりのお湯。

ホテルリステル浜名湖』と『浜名湖レークサイドプラザ』は

美人湯と言われるさらさらとしたおだやかぁ~なやわらかいお湯♪

いずれもカラダが芯からあたたまる い~いお湯です☆

初冬のお出掛けには三ケ日温泉の立ち寄り温泉を利用したいと思います♪

  


Posted by 奥はまこ at 12:24Comments(2)三ケ日町

2009年12月08日

都筑神社は晴れた日に♪

先日、三ケ日町の都筑神社に行きました。

ここは、15年ほど前の桜の頃、花を求めて三ケ日方面にドライブに来た時

東名高速走行中に偶然見つけた桜の名所だと思うんです

運転しながら山側を見ていると、突然ピンクの斜面が鮮やかに浮き立って見えて

『あ~っ!今の見たいっ!』と向かうことに。

高速から見た位置関係から、なんとなく辺りをさまようと

見つけました!桜の階段!

それが『都筑神社』だったと思うんです(汗) なんせ15年前の記憶なのでうろ覚え。

今回行って「あの時見た桜はここだ!」と確信したのですが違っていたらゴメンナサイ。

▲春には階段の両脇に桜が咲いてステキな参道になるはずです
 15年前は元気に下から登りましたが
 今回は車で上まで行ったため、三の鳥居より眼下を望む。 
 階段は全285段! 途中二の鳥居を経て拝殿へ到着!
 健脚自慢のかたは是非ふもとからチャレンジをしてみては☆

そして15年前にも感激したのがここからの景色!
晴れている日は青い空に湖面が輝いてホントに素敵です☆今回はどよよ~んでスミマセン

▲三ケ日方面を望む


▲浜松方面を望む

景色が良くて、本当に気持ちのいい神社です。

次回は是非ともよく晴れた桜の頃に、当時の記憶が合っていたのか確かめに行きたいです。

駐車場は、一の鳥居前を通過して一本道を上がっていくと神社横にあります。 

▽都筑神社(浜松市北区三ケ日町都筑字愛宕1176)はこちら

  


Posted by 奥はまこ at 11:59Comments(2)三ケ日町

2009年12月04日

真昼のイルミネーション in 竜ケ岩洞

イルミネーションといったら夜の定番
恋人同士が寒い冬空のもと、愛を誓い合うモノと相場が決まっているのでしょうか?

昼間にイルミネーションを点灯したらば?
それは『昼行灯(ヒルアンドン)』などと言われ
うすらボケてパッとしない人のコト、冴えないことの代名詞でございます。

では、夜に会えない恋人同士はどこで愛を誓い合えばいいんでしょ?

そんな方々は、この季節!是非とも引佐町の竜ケ岩洞へお越し下さい☆


▲昨年の様子。竜ケ岩洞オフィシャルサイトより

洞窟の中に入れば、真昼間から幻想的なイルミネーションが楽しめます。

夏場に足水の冷泉をしていた『ようきた洞』のその奥に秘密(?)の洞窟がございまして
その洞内の9000個のイルミネーションが皆さまをお待ちしております。

洞内は気温18度ほどに保たれており快適でございます。
入場無料、午前9時30分~午後4時30分
12月1日から1月31日まで

この冬は『世界の中心で』愛を叫ぶ(古!)のではなく
洞窟の中で』愛をささやく(叫びますと響いて他のお客様のご迷惑になるかと・・・^^;)が
トレンドとなるようです^^

竜ケ岩洞 浜松市北区引佐町田畑193 TEL:053-543-0108

  


Posted by 奥はまこ at 12:45Comments(4)引佐町

2009年12月03日

井の国ってどこですか?

井の国って いつの時代にどこにあったんでしょうか?
だいたい井伊氏は、井戸から生まれたなんて、ホントですかね?

そんな疑問を、歴史の達人たちがわかりやすく紐解いて
みんなで井の国を知っちゃおう! という会が開催されます。

▲夏の頃の『井伊氏誕生の井戸』遠景です。

◆場所と時間
   細江町 奥浜名湖田園空間博物館研修室
   浜松市北区細江町気賀4585  TEL:053-527-1120

   13時30分から15時30分

◆なぞを解く人  

 12月18日(金) 古代 浜松市文化財課課長 辰巳  均さん

  1月22日(金) 中世 引佐町龍潭寺住職  武藤 全裕さん

  1月29日(金) 近世 浜松市歴史研究家  熊谷 光夫さん


なんでこの地には水が豊かに湧き出ていたの?

古墳が多いし、城跡やお寺なども多いのはなぜ?

井伊家が滅亡の危機女の大将!?何がおこったの? ピンチを救ったのは誰?

なぜ「赤備え」があるの? 若い井伊直政がなぜ徳川四天王になれたの?

井伊氏が彦根に出世したあとのこの地の領主は?

などなど井の国に関する様々な??に答えます。

参加費は無料で、駐車場は完備しております。
資料はご用意いたしますので、どなたでもお気軽にご参加ください。
お問合せは TEL053-542-0480

皆さまのお越しをお待ちしております。
 
   
タグ :浜松井伊氏


Posted by 奥はまこ at 12:03Comments(0)井の国いいこといろいろ

2009年12月01日

蓬莱橋

こんにちは、はまこ2号です。

先月、仕事で島田市に行ったので、約7年ぶりに有名な『蓬莱橋』を訪れてみました。


【蓬莱橋の歴史】←案内板より
 1869(明治2)年7月、最後の将軍徳川慶喜を護衛してきた幕臣達が大井川右岸にある牧之原を開拓し、お茶を作り始めた。
 当初は大変厳しい環境の中で、筆舌にはつくせない苦労の連続だったが、そのかいがあって順調に茶栽培が営まれ、生活が安定するに従って、島田の方へ生活用品や食料品を買いに出かけるようになってきた。
 また、島田の方からも初倉に山林、原野の開墾のため出かけるようになったが、大井川を小舟で渡らなければならず、大変危険なことだった。
 そこで、島田宿の開墾人総代達は時の静岡県令(現在の知事)に橋をかける願いを出し許可され、1879(明治12)年1月13日に完成した。しかし木橋のため大井川の増水のたびに被害を受けてきたので、1965(昭和40)年4月にコンクリートの橋脚に変え、現在の姿となった。
 現在の蓬莱橋は全長897m(平成9年12月ギネス認定「世界一長い木造歩道橋」)、通行幅2.4mであり、大井川の自然と一体となった木橋として全国的にも有名な観光名所となっている。



相変わらず見ごたえのある橋です。やっぱり木造の橋っていいですよね。


橋の横にさりげなく立っている注意書き。
さりげなく高度な要求がされています涙



しかし橋を実際渡ってみると本当に注意ってことがよくわかります。
未だに記憶に残る、初めて渡った時のスリルとサスペンスガーン
歩くごとにギギッとかミシッとか木のしなる音がし、いつ板を踏み抜くかという怖さがあり、また橋の手すり部分が低いため、ちょっと誰かと強めにぶつかったら落ちてしまうんでないかという恐ろしさもあり、往復するだけでかなり精神的に疲れた覚えがあります。
極めつけは、生活道路として、おっちゃんがバイクが渡ってきたので橋のきしみ方がすごく、かなりビビリ~なはまこさんは「!!(恐ろしくて声が出ない)」という状態でした\(◎o◎)/!
とはいえ、結構来ている方たちってスタスタ歩いて行かれるんですよね。みなさん、凄すぎます。


しかし昔の人はすごいですよね。今よりも全然条件が悪くともこんな橋を作ってしまうんだから。
そして今まで保存してきたのもすごいです。
大きな台風が来ては一部流されたとニュースで何回か見た記憶があります。
それでもこうやって復活しているんだからすごいです。
異常気象などで、なかなか環境は苛酷ではありますが、歴史的建造物のひとつとしてできるだけ後世に残ってほしいと思います。



木造の橋はやはり自然に合いますねハート
「夕焼け小焼けで日が暮れて~♪」な表情をパチリニコニコ

  
タグ :蓬莱橋


Posted by 奥はまこ at 12:56Comments(7)いろいろ