› はまこが行く♪ › 2012年01月

  

2012年01月30日

1/29(日)「姫街道サミット」に行ってきました

細江町にある浜松市みおつくし文化センターで、10時から16時までの姫街道づくしのイベントに行ってまいりました。
姫街道はその名の通り、姫様が通った街道だからであるけれど、なんとなく姫街道といえば地元のイメージ。ですがどうやら他にも「姫街道」なるものが存在する模様。
これは聞かねばと会場へ。





「中山道の姫街道(岐阜県)」講演

中山道の別名は東山道、中仙道、木曽路、木曽海道、等々いろいろあるそうですが、NHK大河ドラマの「篤姫」にも登場した、14代将軍徳川家茂に輿入れの為仁孝天皇の皇女「和宮」をはじめ将軍家や大名へ嫁いだ皇女や公家の姫君が多く通っているため「姫街道」ともいわれているそうです。
とはいえ、そう呼ばれ出したのは割と最近のことのようです。
でもそう呼ばれてた方が、そういう歴史背景を色あせなくさせていいように思ったのは私だけでしょうか。



「上州の姫街道『下仁田道』(群馬県)」講演

下仁田町を通過し、関東から信州へ通じる道のひとつに『下仁田道』と呼ばれる街道があり、現在では通称『姫街道』と呼ばれ、隣接の富岡市を含め、道路標識等に見られるのだそうです。
直接『下仁田道』がそうだと指す記述はないそうですが、中山道は利用されていたのは確か。色々想像するのは楽しいですね。



会場の半分では姫街道にちなむ写真等の展示がありました。
お昼を挟み、午後の部へ。


「遠州・三州の姫街道 姫街道の案内人による写真によるリレートーク」

見附宿


市野宿


姫街道松並木保存会


気賀宿

三ヶ日宿


嵩山宿


御油宿


持ち時間が10分ということで時間との戦いのなか中身の詰まったお話を披露してくださいました。個人的にはこちらもじっくり聞いてみたかったです。とはいえ皆さんにじっくり語っていただくときっと帰れなくなってしまいますね。



記念講演「姫街道その歴史と魅力」豊橋市美術博物館 館長 後藤清司氏

姫街道というのは俗称で、今切の渡しや新居関所を避けて女性の通行が多かったからとか、古い街道の意味の「ひね街道」が訛って姫街道になったとも言われているのだそうです。
なんと、8代将軍吉宗のお母さんの通行や、象の通行があったこと、あの「篤姫」が将軍家に輿入れのために通行しているそうです。
象の時はさぞかしびっくりしたぞう状態に…すいません、ダジャレで。

レジュメを使って非常にわかりやすいお話を聞かせて頂きました。
政治や天災などにより重要な役割を果たしてきた「街道」であったということがよくわかる内容でした。

「姫街道」は本来の形のまま残っている所が少なくなってしまっているのが残念ですね。
個人的な意見として、是非とも姫様道中が本当の姫街道を歩いているところを見てみたいです。
今度は「姫様道中リレー」なんてどうでしょう?
と、勝手な妄想を膨らませながら、会場を後にしたはまこでした。



  


Posted by 奥はまこ at 23:18

2012年01月14日

歴史の道 姫街道サミット 1月29日(日)10時~




日時:1月29日(日)午前10時~
会場:みをつくし文化センターホール
  (※駐車場はホール西側の駐車場をお使いください。)
参加:参加無料(募集200人)
申込み:事前申込(FAXでお申し込みください)
    奥浜名湖田園空間博物館総合案内所内
    姫街道連絡協議会 姫街道未来塾 電話&FAX 053-527-1120

主催:姫街道連絡協議会 姫街道未来塾



  


Posted by 奥はまこ at 16:29100夢プロジェクト